2022年2月14日月曜日

『百川 一九六七年夏』

 


 こたび、去年の十二月二十八日の演奏会で披露されました、倉藤理大君の歌唱による『百川 一九六七年夏』(『追憶三唱』より)のライブ録音盤の動画ができました。

 https://youtu.be/R7lNhfS1GJM

こちらでご視聴いただけますので、どうかぜひご覧下さいませ。

また、先に私の声楽の師匠田代和久先生が、歌ってくださった歌唱の動画は、

 https://youtu.be/a9RMJaRzaoA

こちらでご視聴いただけます。演奏者が違うと、ずいぶん違った感じに聞こえるかもしれません。

 なお、倉藤君の歌唱動画の写真は私が撮影したものです。また田代先生の動画の画像は、戦前の古い絵葉書の画像で、私のコレクションのなかから選んだものです。 

2022年2月13日日曜日

しらぬいのパイ


 

 またひと月ほども御無沙汰を致しました。世の中は相変わらずのコロナ騒動で、閉口していますが、さるなかにも、こたび「しらぬい」という商標名の、一種のデコポンを贈ってくださったかたがあって、これがたくさんあるので、ひとつ思い立ってこれを「しらぬいジャム」に作り、さらにそのジャムと、生の果肉を和して、しらぬいパイを作ってみました。
 この場合、パイ生地は市販の冷凍のものを使いましたが、とても美味しくできたので、ご報告であります。ジャムには、果肉を袋ごと、まずプロセッサで砕いてから鍋にいれ、赤ワインと、はちみつと、砂糖、それに黒胡椒とシナモンを少々くわえて、ねっとりするまで煮詰めました。もともと低農薬有機栽培の名品なので、ざっと洗ってから、半個分くらい、外皮も細かく刻んで加え、以て独特の苦味を加えるとともに、また皮に含まれるペクチンで粘度を出そうという寸法であります。
 ジャムは、非常に美味しく仕上がったので、これを生の果肉とともにパイ生地に包んでオーブンで焼いた、とただそれだけのことですが、やはり自家製は美味しいと感じます。ただ、適切なサイズのパイ皿がガラス製のしかなかったので、それでやったために、やや下火が弱くて、焼きが甘くなってしまいました。これが反省点。次回は、パイ皿は使わずに、生地そのもので全体をくるんで焼こうと、試行錯誤的に思っているところです。