2022年7月24日日曜日

流鏑馬行列


 
 きのう、七月二十三日に、酷暑の東京から脱出、信濃大町に来ています。こちらは、昼間でも28度くらいの気温で、ちょっと山裾のほうへ入ると、25度くらいの涼しい空気になります。夜は18度程度で、きわめて快適です。
 さて、きょう二十四日の日曜日に、何心もなく大町の中心部へ行ってみると、なにやらずいぶんの人立ちが出ていて、交通規制も敷かれていました。きけば、大町の北にある若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)の御祭礼で、とくにきょうは流鏑馬行列の日でありました。この流鏑馬は、子供が射手を勤めるという珍しいもので、美しく着飾って白粉で化粧した少年たちが、馬上豊かに行列してゆきました。このがんぜない子供衆が射手の流鏑馬とはびっくり。残念ながらその流鏑馬自体はみることができませんでしたが、少年たちの緊張しながらもどこか誇らしい表情は微笑ましいものでありました。

2022年6月21日火曜日

私の作詩歌曲の集大成、倉藤理大『詩の旅』コンサートへのお誘い



  急に蒸し暑くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、かねてバリトンの倉藤理大(くらとう・りおお)君は、私の作詩した新しい歌曲をつぎつぎと演奏して、世の中に紹介してくれていましたが、このほど、その集大成というべき演奏会を地元の静岡と東京とで開催してくれる運びとなりました。
 くわしくは、上記のプログラムをご覧いただきたいのですが、今回は、とくに『追憶三唱』の歌曲集としての完全演奏という意味での初演となりますので、私もワクワクとしているところです。倉藤君は、ソフトな持ち味の、説得力に富むバリトンで、いつも真摯に作品に向かい合ってくれていますので、作詩者としてもおおいに期待をしているところです。
 両演奏会とも、私もちょっとゲストでお話しなどすることになっていますので、どうかみなさま、ふるってご来聴のほど、こころよりお願い申し上げます。

2022年6月7日火曜日

たいへんに御無沙汰を


 

 みなさま、たいへんに御無沙汰をいたしておりました。
 このところ、みょうに忙しくなってきて、ついつい気がつけば二ヶ月以上も経っておりました。まことにごめんくださいまし。
 さて、もう六月となり、本日は信州信濃大町の家に良い空気を吸いに来ています。こちらはまだ小寒い感じがして、夜はダウンを羽織っているほどです。が、さすがに、遠景には北アルプスの雪白い高嶺、近景には水満々たる早苗の田、じつに美しい安曇野であります。
 ところで、きょう、ちょっと池田町のスーパーへ買い物に行き、ひさしぶりに信州らしいものを買ってきました。これがむかしは養蚕が盛んであった信州らしい逸品、つまり、蚕さんの糸を取った残りの中子・・・つまりサナギの佃煮であります。たべたことありますか?
 まあ、東京では手に入らないので、さっそく買って賞味したところであります。
 どんな味かって? ははは、そりゃ、サナギの味です。それ以上に言いようの無いものでありますが、なんでもとても栄養があるらしい。いまは昆虫食ってのが流行しているけれど、コオロギよりも、昔から信州で食べられていた蚕のサナギのほうを、ぜひお試しあれ。ほかに、信州ではよくイナゴの佃煮なども売っているのですが、これは虫の味というよりは、稲の香りがします。稲を食うから稲子(いなご)なのでありますから、そりゃ旨い。
 しかし、この蚕は、桑の葉しか食わないので、イナゴのようなわけにはいかず、蚕の味だとより批評のしようがありませぬ。
 ともあれ、こういう珍味に舌鼓を打ちつつ、信州より御挨拶であります。呵呵。

2022年3月16日水曜日

夏みかんのマーマレード

 


 いよいよ春の空気となり、やっと寒い冬が去ってくれたことが、いかにも嬉しい。若いころはそんなことを思いもしなかったのだが、やはり寒さがこたえるという感じがする。
 そんな季節、古い友人のHさんが、ご自宅の庭でたくさん生ったという夏みかんを、たっぷりとお裾分けしてくださった。
 まったく無農薬で、横須賀の丘の上の空気を吸って健康に育った夏みかんとあって、さっそく毎朝のスムージーに入れて頂いているほかに、きょうは、マーマレードに作ってみた。この頃は、梅、苺、ブルーベリー、デコポン、そして時には自宅の庭の柿などもジャムに作って保存しては、舌鼓を打つのであるが、こういう健全な夏みかんのマーマレードとなれば、また格別である。今回大きめのを四つ使ったところ、ガラス瓶に四本できた。果肉は種だけとって、あとはざく切りにした。また外皮は一個分だけ、ごくごく細く切って、一度茹でこぼしてから果肉に加えて煮た。砂糖とわずかの黒胡椒、それにたっぷりの赤ワインを入れて煮たので、ご覧のような美しいスカーレット色のマーマレードが出来た。これで当分は、毎朝のパンに乗せてたべる楽しみができた。さっそく出来立てを、自家製焼き立てのパンに乗せて食べてみたが、いやあ、甘味と酸味と苦味とが三位一体、じつにじつに美味しい。Hさんに深く感謝する次第である。

2022年3月6日日曜日

ソネット《七月頌》改訂版公開

 


 かねて、倉藤理大君の『ソネット《七月頌》』の動画をご覧頂いておりましたが、その後、
作曲者とも話し合って、あちこちと手を入れ、楽譜の改訂版を作りました。先日『追憶三唱』という題名でリリースした楽譜のなかに収めたのは、この改訂版のほうです。そこで、動画のほうも、倉藤君が去年の12月28日のコンサートで演奏してくれたライブ録音の音源(改訂版で歌ってくれました)を使って、あらたな動画を作成しました。本日、あらためて、この改訂版のほうを、YouTubeにアップいたしましたので、ご覧いただけますと嬉しく存じます。


 こちらで新版の動画をご覧いただけます。
 とりいそぎ、お知らせいたします。

2022年2月14日月曜日

『百川 一九六七年夏』

 


 こたび、去年の十二月二十八日の演奏会で披露されました、倉藤理大君の歌唱による『百川 一九六七年夏』(『追憶三唱』より)のライブ録音盤の動画ができました。

 https://youtu.be/R7lNhfS1GJM

こちらでご視聴いただけますので、どうかぜひご覧下さいませ。

また、先に私の声楽の師匠田代和久先生が、歌ってくださった歌唱の動画は、

 https://youtu.be/a9RMJaRzaoA

こちらでご視聴いただけます。演奏者が違うと、ずいぶん違った感じに聞こえるかもしれません。

 なお、倉藤君の歌唱動画の写真は私が撮影したものです。また田代先生の動画の画像は、戦前の古い絵葉書の画像で、私のコレクションのなかから選んだものです。 

2022年2月13日日曜日

しらぬいのパイ


 

 またひと月ほども御無沙汰を致しました。世の中は相変わらずのコロナ騒動で、閉口していますが、さるなかにも、こたび「しらぬい」という商標名の、一種のデコポンを贈ってくださったかたがあって、これがたくさんあるので、ひとつ思い立ってこれを「しらぬいジャム」に作り、さらにそのジャムと、生の果肉を和して、しらぬいパイを作ってみました。
 この場合、パイ生地は市販の冷凍のものを使いましたが、とても美味しくできたので、ご報告であります。ジャムには、果肉を袋ごと、まずプロセッサで砕いてから鍋にいれ、赤ワインと、はちみつと、砂糖、それに黒胡椒とシナモンを少々くわえて、ねっとりするまで煮詰めました。もともと低農薬有機栽培の名品なので、ざっと洗ってから、半個分くらい、外皮も細かく刻んで加え、以て独特の苦味を加えるとともに、また皮に含まれるペクチンで粘度を出そうという寸法であります。
 ジャムは、非常に美味しく仕上がったので、これを生の果肉とともにパイ生地に包んでオーブンで焼いた、とただそれだけのことですが、やはり自家製は美味しいと感じます。ただ、適切なサイズのパイ皿がガラス製のしかなかったので、それでやったために、やや下火が弱くて、焼きが甘くなってしまいました。これが反省点。次回は、パイ皿は使わずに、生地そのもので全体をくるんで焼こうと、試行錯誤的に思っているところです。

2022年1月6日木曜日

雪の日


 
 今日は、昼前から雪が降った。もうだいぶ積ったようだ。
 どうも降りそうだという予報だったので、午前中に歩いてきたが、寒さ尋常にあらず、寒気で鼻の中が氷のように冷えて、結果、頭痛が起った。
 帰ってきてまもなく、雪はさんさんと降り募り、もう十センチほどつもったろうか。
 書斎は、冷蔵庫のように冷えきって、床暖房を最高にしてもちっとも暖まらぬ。それで、書斎で仕事をしていると、頭首肩というあたりが冷えに冷えて、ますます頭痛になった。
 そこで、伝家の宝刀、わが大発明なる「勉強頭巾」を出してきて、今冬はじめて被った。これを被るととたんに肩首後頭部があったまって、頭痛はかなり軽くなった。じつに不思議である。というわけで、この勉強頭巾姿をお目にかけた次第。