2021年2月26日金曜日

『源氏物語の楽しみかた』が東洋経済に紹介されました

 


 ややお堅い雑誌だけれど、『東洋経済』という雑誌に、拙著『源氏物語の楽しみかた』(祥伝社新書)の紹介記事が掲載された。
 おかげさまで、この本も発売早々ご好評を得て第二刷となった。この、本の売れない時代に、まことにありがたいことである。
 アマゾンでの売れ行きも好調なのは、このコロナ自粛時代に、すこしじっくりと古典にでも心を遊ばせてみようという人が増えたのかもしれない。ぜひ、そうであってほしいものである。
 この記事をごらんになりたい方は、
 

 こちらからどうぞ。


 

檜書店の新刊書について


 

 先に檜書店から出した新刊書『謹訳世阿弥能楽集(上)』について、ちょっと一言著者のことばをYouTubeにアップしてほしいと檜書店からの依頼を受け、ごらんのような動画を作りました。撮影者もおらず、私がただ一人で、iPadをセットし、独白のスタイルで少々かたってみましたので、もしよろしければぜひちらりとごらん下さいませ。

 こちらのURLで、YouTubeの動画をごらん頂けます。

2021年2月6日土曜日

通俗民権論


  つい最近、福澤諭吉の『通俗民権論』の初版本を手に入れた。
 こういう装訂の本は、古書界では「ボール表紙本」と通称している。表紙に厚いボール紙を用いて、上にタイトルや飾り枠、あるいは多くは多色刷りの表紙絵を印刷した紙を貼りつけた略装の洋装本である。そして、背は多くのものは角背で、ごらんのような背布を貼り付けて装訂してある。用紙は、比較的粗悪なザラ紙のような洋紙で、したがって経年変化で酸化して茶色く変色しているものが殆どである。こういう装訂は、おそらく西洋から入ってきたリードル、つまり語学教材のようなものがお手本だと思うが、これは明治20年くらいがその刊行のピークであって、明治三十年以降はめっきりと数が減り、やがてもっと上質の洋装本に取って代わられるのである。いわば鹿鳴館時代に代表されるような、文明開化的文物の一つにほかならない。この本は出版人が福澤諭吉となっていて、慶應義塾の比較的早期の出版物である。また、ボール表紙本としてはもっとも早い時期の出版に属する。慶應義塾の出版物でも、『学問ノスヽメ』のごときは、木版、活版いずれも、通常の和綴じ本なので、この本などは新機軸を狙って出した文明開化的出版であったろう。内容も装訂も、ともにこの時代をよく表している。いまこういうきれいな状態の初版本が手に入って、これを眺めていると、明治11年時に44歳であった福澤の思いが偲ばれるような気がする。慶應義塾の往時の好個の出版物がわが書室に来てくれたことを、私は塾員の一人として、たいへんに嬉しく思っている。

2021年1月27日水曜日

ヘルシー餡こを試作。じつにうまい。


 しばらく御無沙汰でありました。
 旧年12月16日に、尿管結石の手術を無事すませ、予後は順調に回復しておりましたが、一月に入って25日に、尿管保護のため術後も残置してあったステントを抜く施術をうけてきました。こんどのは外来で、簡単な施術で抜去できます。
 これにて、尿管結石は一件落着、いまはもう心配なく元通りの超速歩で、運動のための歩行を始めています。きょうも温かな空気のなかを、汗をかくほどのスピードで8000歩歩いてきたところです。
 ところで、きのう、一日がかりで、砂糖は一切使わず、小豆と米麹だけのヘルシー餡こをつくりました。作り方はネット上にいくらも出ているので、参考にさせてもらいました。あずきは250g,乾燥米麹が300gという割合でつくりました。小豆は一度茹でこぼして苦味を抜き、それから電気釜の玄米モードで尋常に炊きます。これを60度までさましてから、そこに米麹を投じてよく攪拌し、電気釜の保温モードにして蓋はしめず、濡れ布巾で上を覆っておいて、8時間発酵させるという方法です。途中、二時間ごとに攪拌。それだけで、できあがったのが上記写真の左の餡こ。これがほんとうに上品なあっさりとした甘みで、小豆の香りも申し分なく、初めて作ったにも拘らず非常に美味しく出来上がりました。
 いま、それを冷たい状態で頂いたところですが、むろん温めて善哉にしてもよろしく、お餅などといっしょに頂くのも一趣向です。ぜひお試しを。