またまた御無沙汰しておりましたが、この酷暑のなか、無事過ごしております。
しかしながら、もともと暑さには非常に弱いので、毎日がただただ我慢の日々です。
脳天に棒刺さりたる暑さかな 宇虚人
と、以前詠んだ句でありますが、まさにそんな日々ですね。
さるところ、茨城のある知友から、手ずから育てられたりっぱな冬瓜をお贈りいただきました。これ、ごらんのように、まことにドカンと大きなもので、量ってみると8キロの余もありました。さてさて、これを老夫婦二人で食べるとなると、どうやって食べるか、目下思案中であります。もちろん吸い物のたねとしてもいいのですが、それではほんのちょっとしかハカがいきません。これもこのままならば秋までも保存できますが、いったん切ってしまえば、そうそうは保存できないし、といって冷凍しては味がおちる、まさか佃煮のようなものはできまいし、冬瓜のジャムやコンポートってのも、作りようがない。
博雅の君子もし、妙案あらばぜひご教示を乞う!という次第。
ちょっと当面は保存して、あと一月もするとアメリカから子孫どもが帰国してくるので、そしたらひとつみんなで食べてみるか、と思っているところであります。