2010年5月3日月曜日

謹訳源氏第二巻

四月の二十八日に、拙著『謹訳 源氏物語』第二巻が刊行になった。この巻には、末摘花、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里 の六帖を収める。この辺りからだんだんと話佳境に入り、色々な波乱万丈、美しい描写など、源氏の絢爛たる世界がますます展開していく。ぜひとも、一巻に続けて御購読を庶幾う次第である。
  源氏書けば夜の短きが嘆かるる  宇虚