2010年7月31日土曜日

湖水地方のこと

きょうはこれから、福島県郡山市の市立美術館の講演のため、車を転がして郡山入りする。講演は明日の日曜日午後。いまこの美術館では、巡回展のビアトリクス・ポター展をやっているので、そのイベントの一環である。といっても、私自身はピーターラビットのことはあまり良く知らないので、今回は、ポターが愛した湖水地方を始めとするイギリスの田園案内という趣向で、その美しい風景と背後の思想についてお話ししてくる予定である。
この写真は、湖水地方、コニストン湖水のほとりにたつ、ジョン・ラスキンの旧居からみた湖水である。ラスキンは、社会主義者を標榜していたが、その邸は貴族の別邸風の豪邸で、とても社会主義者の家とも思えない。湖水地方は、今ごろ世界各国からの観光客でごった返しているとおもうので、私はあまり近づきたいとは思わない。それよりも、湖水地方と同じように美しい田園が各所に広がっているので、そういう無名の田園を逍遥するのこそ、もっとも楽しいイギリスの夏の過ごし方かなと思っている。源氏の仕事が終わったら、ぜひのんびりとイギリスの夏の田園に遊びたいものだと思っているところである。