2013年7月30日火曜日

熊本近代文学館講演

先週末、熊本近代文学館の招きで、講演に行った。
『源氏物語の愉悦』という演題で、源氏の読みどころをどう捉えるかという話をした。予定では一時間半ということだったが、よくばって色々話したので、100分ほどの講演になった。
しかし、聴衆はすこぶる熱心に耳を傾けてくれて、行った甲斐があったというものであった。
熊本は、しかし、非常に蒸し暑くて、さすがにちょっと体力を消耗。
それでもめげずに朝晩に歩いて体調の保全を図ったが、かえって体力を消耗してしまった。暑いのはほんとにいやである。
講演には、地元熊本放送のテレビクルーが取材に入り、またきくところでは、同時刻にクマモンと呼ばれる、いわゆるゆるキャラが来館した由であるが、私はもとより興味がないので見には行かなかった。