2017年10月7日土曜日

文庫版謹訳源氏第二巻



 九月から刊行が始まった『(改訂新修)謹訳源氏物語』も、順調に推移して、このほど、第二巻が無事刊行の運びとなりました。
 第二巻は、末摘花から花散里まで、藤壷との密通やら、野宮の別れ、さらに須磨への退隠、明石の入道との不思議な縁など、読みどころ満載で、面白い巻々です。
 まだまだ先は長く、当分大変ですが、校閲者のAさんともども、ねじり鉢巻きで改訂作業に当っています。どうか皆様、本文決定版としての文庫版『謹訳源氏物語』どうぞ最後まで御贔屓にお願い申し上げます。