2013年1月1日火曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
あっという間にまた正月となり、この分では、まばたきを二三度するうちにまた来年の正月になってしまいそうな気配です。
この正月は、『謹訳源氏物語』第九巻の校正をしながら迎えました。もうすぐに校正を終えて、印刷所に送ります。
この写真は、もう四半世紀あまり前、1986年のイギリス留学中に撮影した写真をセピア色に加工したもので、ケンブリッジ近郊のアングルセイ・アベイという僧院でのスナップです。左は息子の大地、右が娘の春菜、いまふたりとも成人して、それぞれに娘が二人と息子が三人、合計五人の孫持ちとなりました。まことに、月日の経つのは早いもので、ついこないだこんな子どもたちだったのが、今や人の親となっているのですから。そうして、息子はボストン、娘はヴァージニアと、いずれもアメリカに住んでいます。
正月早々から、この春菜の一家が総勢五人で賑やかに一時帰国してくるというので、いまやてんやわんやでその準備に明け暮れています。孫どもは、四歳、三歳、二歳、一歳、〇歳と、毎年一人ずつ生まれてきて、まことにめでたいことであります。娘のところの三人息子はアメリカ人とのハーフなので、今やカウボーイのいでたちにシェリフバッジをつけて、毎日ライフルの撃ち合いをしているという按配で、さて彼らがこの日本に来たら、どう感じるでしょうか。興味津々というところです。