2009年7月26日日曜日

わがマックの更新

日頃、我が相棒として一日じゅうつきあってくれているiMac
が、去年の正月に買ってからまだ一年半にしかならないのに、もう
ハードディスクが満杯に近くなってきて、このままでは源氏物語の
大仕事にはとても間に合わないという気がしてきたので、思い切っ
て新しいiMacに更新することにした。今回は、最新型のマシ
ンに1テラバイト(1000GB)の広大なハードディスクを搭
載し、なおかつ、バックアップマシンとしてのハードディスクにも
1テラバイトを用意した。近ごろはハードディスクもメモリも信じ
がたい価格に下がったので、こういうことが可能になったのであ
る。思えば、1990年ころ、初めてアップルのSE/30を
買ったころは、メモリ512KB、ハードディスクなし、スト
レージはフロッピーが原則であり、発売されたばかりのハードディ
スクはたかが10MB程度で20万円もした。隔世の感と
はこれである。しかし、この二台のiMacは、ファイアワイヤ
ケーブルで接続して移行アシスタントを使えば、自動的に旧マシン
のすべてが新マシンにコピーされるはずなのであったが、実際に
やってみると、どうしてもエラーになってすぐに止まってしまう。
なぜだかわからないけれど、しょうがないので全部手作業で更新移
行をしたところ、丸二日かかってもまだ終わらない。マックの世界
ではこういうことはしばしば起きるが、まあ、いつものことだか
ら、もう怒る気にならぬ。ただ笑って、マックもしょーがねーな
あ、とぼやくばかりのことである。