2010年1月14日木曜日

干し大根

この大根の宙づりは何かというと、ただいま自家製の干し大根を作っているところである。また糸魚川のほうから、たくさんに良い大根をいただいたので、先日も思い立って干し大根を作ってみた。なに、原理は簡単で、こうやってワイヤーのハンガーに紐で宙づりにして、軒先に干しておくだけである。これが一週間もすると、ほどよく干し上がって風味がますますよくなるのは実に不思議なくらいである。で、その干した大根を、こんどは自家製の長らく育てている美味しいぬか床に漬ける。すなわち、こうやって沢庵を作るわけである。ぬか床は、冷蔵庫で管理しているのだが(一年中)そうするとゆっくりゆっくりと糠発酵が進んで、まず一週間くらい漬けておくと、ちょうどよい味になる。自家製のぬか床は、塩分を低く抑えて、そのぶん温度を低く管理しているのである。こうして作った自家製の沢庵の美味極上なることは、ちょっと比類がない。で、それに味をしめて、ふたたび干し大根を製作中というわけである。