2010年1月17日日曜日
「はけ」の道あたり
この頃は、運動不足を解消するために、昼五キロ夜四キロの速歩を欠かさない。それで、昼間はいろいろなところへ足の向くままに彷徨してみる。すると、小金井というところは、まだまだ面白い風景がたくさん残っていることを発見して嬉しくなる。この上の写真は、武蔵小金井の駅のある台地の上から、崖下のいわゆる「はけ(湧水)」の道のほうへ下っていく坂で、「質屋坂」と呼ばれる。昔このあたりを所有していた星野氏が、坂上で質屋を営んでいたので、この名があるという。鎌のように湾曲しているので別名「鎌坂」とも言ったらしい。下の写真は、その「はけ」上の断層斜面の竹やぶで、このすぐ上に「TERAKOYA」という有名なフランス料理店がある。まるで鎌倉の谷(やつ)の風景のようで、なかなか味わい深い。