2011年2月1日火曜日
源氏物語と禁煙演説
さる1月30日の午後、ちょっと足を伸ばして、横浜市栄区公会堂で行われた栄未来塾という催しで、『源氏物語』の話をしてきたのだが、じつはこの未来塾の肝いりをしているのが、関口正俊神奈川県議で、今回もその関口さんのご依頼ででかけたのであった。そしてこの関口県議は、神奈川県の受動喫煙防止条例の制定にむけて大いに力を尽されたかたで、今回の集まりもその一環という性格を持っていた。そこで、私は、与えられた時間のなかから冒頭の十五分を割いて、熱烈なる禁煙・嫌煙の演説をしたところ、場内からは、大変おおきな、そして賛同の反応をいただいた。今や国民の八割九割は非喫煙という時代だ。喫煙などするのは、不見識にして自己中心的、かつ無教養なる人間だといってよろしい。そしてそういう身勝手な一部の人間たちのために、大多数の無辜の人々が受動喫煙による大きなリスクと不愉快に曝されているのである。こんごとも、あらゆる機会をとらえて、徹底批判ののろしを上げるつもりでいる。