去る5月18日、金沢アートホールでの、林ー北山組(デュオ・ドットラーレ)のコンサート『タンゴの時代』を無事終了した。この写真は、当日のリハーサルでの一コマで、男二人の間に立って歌っているのはピアニストの中田佳珠さん。アンコールの『夏は来ぬ』を歌うに際して、この際、ソプラノとして歌い手に加わっていただいたのである。中田さんは金沢大学付属高校の音楽の先生でもあるので、さすがに堂々たる美声で大いに花を添えてくださった。ピアニストは五味こずえさん、バンドネオンは力石ひとみさん。
タンゴの時代、というテーマだからというので、今回は、敢てタキシードでなくて、もうすこしラテン的なものをめざし、ご覧のような格好で歌った。われながら、すこ〜〜しキザであるが、まあ、タンゴだからこのくらいキザでもよろしかろうと思っているところである。しかるに、肝心の歌は、なかなか思うようにもいかなかったのが、切歯扼腕であったが、いずれ次回は捲土重来を期したいと、そう思っているところである。
すべてのプログラムが終って、フォワイエで記念撮影。左から中田佳珠さん、力石ひとみさん、私、北山ドクター、そして五味こずえさん。おかげさまで、場内は超満員という嬉しい悲鳴となった。
さあ、いよいよ次は紀尾井町サロンでの東京公演である。こんどこそ、失敗しないようにがんばって歌いたいとひそかに期するところがある。