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このほど、新しくカードを四種作った。かねてから、自作の絵や写真をアレンジして、二つ折りカード用紙に適宜案配し、キャノンのプリンタで印刷して自家用のカードを作っては、グリーティング・カードとして用いたり、あるいは普通に書いた手紙を四つ折りにしてこのカードに挟んで封筒に入れる、などの使い方をしてきたから、こういうカードを受け取ったかたも少なからずあることと思う。今までは、昔イスタンブールのホテル・ペラパラスのアガサ・クリスティゆかりの部屋からスケッチした朝の街風景のカードと、下関の近くの古い漁港の風景のカード(いずれも自画)、それから明治の古い東京風景画を使ったカードなどを使用してきたが、ちょっと新しいのを作りたいと思い、今回また、いずれも自分で描いた絵をスキャンして、新しく作ったのである。前の二枚は、ヴィンテージ・カー(鉛筆画)とバルカン特急寝台車内のエッチング(ペン画に淡彩)、後ろはロンドン西部にある15世紀の古建築(水墨)と、山羊(水墨に淡彩)と、いずれも趣の異なる絵を選んだ。これで季節がらや内容を勘案して、適切なカードを使うというわけである。売ってるカードはつまらない。やはり自分で描いた絵のカードに限る。絵はまだ何百点も保存しているから、さあ、これからまたどんなカードを作ろうか・・・。