2019年11月21日木曜日

若き日は燃えて


 16日の土曜日、この日は、午後に横浜の朝日カルチャーに赴いて、枕草子の講演をしてきたのだが、そのあと、夜になってから、幡ヶ谷の音楽スタジオで、東京経済大学グリークラブの合唱練習に立ち合ってきた。
 このグリーは、去年の定期演奏会で、『夢の意味』(林望作詩、上田真樹作曲)を取り上げてくれたのだが、ことしもおなじコンビの『鎮魂の賦』をメインの曲として演奏してくれることになった。それゆえ、作詩と作曲と、両方の立場から作詩者と作曲者が練習に立ち合ってアドバイスをするという機会を設けたのである。
 と同時に、今年は又、このグリーが新しく団の愛唱歌を作りたいというので、私が作詩し、これも上田君が作曲して、こたび『若き日は燃えて』という曲ができた。これがまた、上田君の作曲がすばらしく、とても美しい曲になった。作詩者としてこれほど嬉しいことはない。その新作の歌も、こんどの定期で初演される。こういう仕事は、なんといっても楽しい。
 写真は、その練習後の記念撮影で、最前列左から、指揮清水敬一氏、上田真樹君、私、そしてピアノの前田勝則君。