2016年12月7日水曜日
冬じまい
きのう今日(5日・6日)の一泊二日で、信州信濃大町の山荘の冬じまいに行ってきた。やはりこれから年末にかけては、相当に雪も積るし、気温も、ぐんと冷え込む。それが信州のこの辺りの当たり前の冬なのだ。
それゆえ、わが山荘「翠風居」も、毎年この時期になると、冬じまいということになる。また来春の三月末ころに、山荘開きをするまで、この山荘はしずかな冬眠に入る。
行ってみると、もう木々の葉はすっかり落ち尽くし、地面は分厚い落葉の布団をかぶっていた。すこしでも風が吹くと、その落葉がカサコソと音を立てる。それまた一風情というところである。
さしも甚だしく出没していた熊も、この季節になると山へ帰って冬眠に入るので、いくらか安全になるが、最近は、山の餌が足りないせいか、温暖化の一現象か、わりあいに遅くまで熊が出没する傾向にある。困った事である。
今回は、熊には遭わなかったが、大きな猿の群がゆうゆうと庭先を通っていくのに出会った。