2010年10月29日金曜日

ラムといんげん

 料理というものは決して難しいことではない。あれこれと凝ったことをしても、かならずしもおいしいとは限らない反面、ごく単純な料理にほんとうのおいしさが詰まっていたりする。ここもとお目にかける写真は、今朝の朝食のメニューで、なーに、べつにどうということはなく、ただ、ラム肉とさやいんげんを炒めただけのものである。ラムは、私は朝食で食べることが多い。朝食でラムを食べると、少しも胃にもたれず、すっきりして、しかし満足感があるのだ。というわけで、私は大のラム党なのであるが、この写真の一皿は、ラム肉の脂肪だけで、ほかの油脂分はゼロ。ただフライパンにラムを焼いて、その脂でいんげんを炒めて、塩と胡椒だけで味を付ける。ただそれだけであるが、これが旨いねえ。