2010年11月5日金曜日

デジ造

かつて、フィルムカメラで写真を撮りためていたころ各地で撮影した夥しいフィルムが、いま書庫に眠っている。これを活用したいと思っても、なかなか難しい。フィルムを雑誌などに貸与すると、いつの間にか無くなってしまうこともあって、こういうフィルムの管理保存はよほど考えてやらないと難しい。そこで、これをスキャンしてデジタルデータに変換しておけば、活用するにも容易だし、またパワーポイントなどでも利用しやすい。そう思って、フィルムのデジタル化機器を買った。まずは小手調べに『デジ造』というごく安価なのを買って試して見ているが、まあスナップ写真のデジタル化を素人がするための機器なので、これを以て仕事に使えるようなファイルを作ることは事実上不可能とわかった。それでも、講演などのときにPowerPointで使用するにはある程度使えそうなので、いまいろいろとテストしてみているところである。いずれ、もう少し高級な、「使えるデータ」が作れる機器を導入したいと思っているのではあるが。この写真は、そのデジ造を使用して、山梨にある山荘の写真をスキャンしてみた結果である。色や傾きなど、付属の写真編集ソフトを使用して補正してあるが、まずまずというところ。どうしてもこういう機器を用いてスキャンしたフィルムデータはピントが甘くなってしまうのがさけられない。