2009年2月27日金曜日

薩摩の美味

24日から26日まで、鹿児島に講演に行ってきた。このほど、
鹿児島市営の維新ふるさと館での常設展示がリニューアルになり、
そのうちの一つとして、拙著『薩摩スチューデント、西へ』を原作
として製作した短編映像が常設で映写されることになった。それ
で、私はその製作に全面的に協力したということもあって、リ
ニューアルオープン記念の講演会に出向いたというわけである。薩
摩では、篤姫に続いて、薩摩スチューデント渡航150年を記念
して、これをNHKの大河ドラマにという機運が高まっていた。ほ
んとうにそうなるといいなあと、私も願っているところである。そ
んなこともあって、鹿児島の誇る城山観光ホテルに一宿して、そこ
なる料亭楽水で鹿児島市からの接待があった。御馳走になったのは
薩摩の郷土料理のあれこれで、これがまたじつに美味しかった。写
真は、黒豚のスペアリブの甘露煮と、薩摩名物鶏飯(けいはん)で
ある。前者はこってりと濃厚、後者はさっぱりと風流な味で、大変
に結構なお料理であった。薩摩はなにかと美味しいものが多いの
で、訪ねるのが楽しみである。