2013年10月22日火曜日

浜松市民フォーラム


19日、20日と、一泊二日で、浜松へ行ってきた。
浜松に「子供をタバコから守る会」という市民団体があって、ご当地で内科を開業している加藤一晴先生という内科医が、この運動の中心となっている。
実際、浜松市長の鈴木康友さんは、わが慶応義塾の塾員でありながら、タバコの害から市民を守るという意識はいっこうに希薄で、こういうフォーラムに参加することはまずないし、副市長などが出てくることも絶えてない。それどころか保健所長の参加もないのだから浜松市は遅れていると言わねばならぬ。ただ、私は浜松市歌を作詩したご縁で、浜松市の「やらまいか大使」というものに任ぜられているので、こういうことにもの申す権利があるというものだ。
今回は、脱原発運動の先頭に立っていることでも良く知られている、三上元湖西市長をゲストにお招きして、私の基調講演のあと、三上市長の講話、そして内山隆司会計士との鼎談を交えて、タバコの害を撲滅すべきことを熱烈に語ってきた。
下の写真は、地元の小学生たちで、タバコがいかに迷惑なものであるか、そしてタバコのない社会を希求する志について、理路整然と見事なスピーチを披露してくれた。こういう子供たちが将来を担ってくれることに、大いに期待したい。また右側に立っておられるのは、静岡市保健所長の加治正行医師で、淡々と穏やかな口調ながら、決然たる志を述べられた。すこしずつでも禁煙、そして受動喫煙撲滅への運動が結実していくことを願う。