2008年10月13日月曜日

せんくら

10月11日、「せんくら」こと、仙台クラシック・フェスティ
バル(第三回)で2公演歌ってきました。これでせんくらは二度目
の出演です。今回のお相方は、メゾソプラノの田辺いづみさん(写
真左)。朗々たる美声のメゾで、ご一緒するのこれが二回目。ピア
ノは毎度おなじみ、いつもの相棒、名手五味こずえさん(同右)。
今回は、ちょっと夜の遅い公演などもあって、はたしてお客さんが
来てくださるかどうか、だいぶ気をもみましたが、幸いに、よい聴
衆がたに恵まれて、ほんとうに気持ちの良い、楽しい演奏をするこ
とができました。第一部は、『朧月夜』『花』(滝廉太郎の)な
ど、おなじみの日本の名歌、それからイギリス民謡のいくつかを歌
いました。独唱は、いずれもブリテン編曲のイギリス民謡集のなか
から、私が『The Plough Boy』『Lincolnshire
Poacher』の二曲、以前よりも調を上げて、テノール用原譜に近い高
さで歌いました。田辺さんは、『The Last Rose of Summer』
おなじみアイルランドの名歌です。第二部では、私が『あんこまパ
ン』を、田辺さんは『浜辺の歌』をそれぞれ独唱、あとは、モー
ツァルトのオペラデュエットあり、ロッシーニの『猫の二重唱』あ
り、フランクの『パニス・アンジェリクス』ありと盛りだくさん。
ああ、楽しかった。