2009年12月6日日曜日

歴史的工事

きょうは歴史的な日になった。というのは、JR中央線が三鷹から国分寺まで高架線になり、その切り替え工事が、夜を徹して敢行されているのである。すでに下り線はしばらく前に高架化されていたが、残りの上り線が、まさにきょう、予定より三ヶ月工事を前倒しして高架化が実施されるわけである。まだ高架の駅は未完成で、これから残りの仕上げ工事にかかるところだが、とりあえず「開かずの踏切」として悪名高かった小金井街道の踏切がついに姿を消すことになったのである。中央線開通以来の歴史的な出来事で、ここ数十年来の小金井市民の念願であった。これによって、小金井市は南北分断を解消して、商業的にもまた交通上も非常に便利になったことを実感する。なにしろ、この踏切は朝などはまったく開かないので、交通は勢い立体交差の新小金井街道に集中し、ここがまた大渋滞となって、ラッシュの時間は、わずか500mくらいの道を進むのに、一時間という途方もない渋滞となるのであった。きょうを以てそれも語りぐさとなる。この歴史的工事を見るために、多くの人がカメラを手に集まっていた。写真は武蔵小金井駅上り線。すでに線路が外されているのが見える。