2008年9月2日火曜日

黒茶屋

 九月になった。
 時の経つことの疾き、まことに年々歳々加速度が付いていくよう
に思われる。八月の下旬から今日までは夏休みのつもりだったが、
結局、まったく一日の休みも取れないような調子で月日が過ぎた。
 きょうはその夏休み最後の一日だったので、昼間の面会仕事を終
えて、ふと思い立って妻と二人、五日市の黒茶屋という店へぶらり
と夕食を食べにいった。ほとんどは野菜で、鮎とヤマメを炭火焼き
で食べるという趣向、なかなか結構であった。黒茶屋は、御覧のよ
うな黒光りする古い民家を再生した店構えで、あたりはもう奥多摩
の山、秋川の清流、雰囲気がとてもよい。ちょっとだけ「休暇」の
気分を味わった。